独り言。。だから、気にしないで。。。
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2009/08/17 17:45
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2009/08/17 17:45
ドラクエ9も一段落したところで、久々にガッツリとプロレス本なんぞを読んでみました。
(しかし、ドラクエの普及率って凄まじいですね。一回電車移動するだけで、すれ違い通信に山ほど引っ掛かってきますもの。“国民的ソフト”という意味合いでは、FFもモンハンもまだまだ及ばす、といった感があります)
・井上譲二著 「闘魂の呪縛 王道の絶望」
名物男「I編集長」こと井上義啓氏から週刊ファイト編集長の座を禅譲、たまたま同姓だったことから「井上2号」と呼ばれた同氏。
このヒトの書く文章の大きな特徴は、「論拠に嘘が多い」、「子供じみた論旨展開」、そして「基本的に日本語の使い方がおかしい」こと。
『プロレスチックな小川と高山の抗争も始まったIGFの試合はグンと面白くなったと評判だが』
‥‥いやまぁ、たかが4〜5分の格闘技ごっこに過ぎないIGFの試合に、そんな馬鹿げた感想を抱く御仁も、皆無とは言い切れませんが‥‥そんな“評判”はないっしょ、少なくとも(^_^;)
『総合マットでも圧倒的な強さを発揮した藤田和之、小川直也』
してない、してない(^_^;)
で、「プロレスラーは、そんじょそこらのタレントより(←この表現もどうかと思う)モテる」ことの論拠として、
『その証として夫人の職歴を紹介しよう』
???
はぁ? どういうこと? 嫁さんの職歴と、旦那がモテることに、なんの因果関係があるの? と思って読み進めると、要するにレスラーの奥さんには「元タレント」「スッチー」なんかが多い、と。
つまり、「元タレント、スッチーと結婚できるレスラーは、モテる!」という理屈らしい(笑)
‥‥子供か?!(^_^;)
57歳になる人間が書いた文章とは、とても思えない(-_-;)
さらにさらに、「藤波は(試合以外で)一度も人を殴ったことがない」というエピソードを引き合いに、
『一社会人として通用する証である』
‥‥もう、ここまでくるとまったく理解不能(笑) それは、アンタの生きてきた社会が特殊すぎるんや!
まあ、我々プロレスファンは笑ってスルーできるとしても、とてもオトナの観賞に耐え得る内容ではござんせん。
続いて、もう一冊。
・金沢克彦著 「子殺し」
“GK(ゴング金沢)”の愛称で知られる、週刊ゴング元編集長。
このヒトの特徴を挙げるとすると‥‥自分の書いた文章に対する自己評価が高過ぎること。
本書も異様に長い「まえがき」の中で、恐れ多くも沢木耕太郎氏の「一瞬の夏」を引き合いに出し、
『プロレスに“ノンフィクション”というジャンルは存在しなかった。それが書けるのは自分をおいて他にはいない』
ぐらいの勢いで身の程知らずのカマシをブチ上げ、どうなることかと思いきや‥‥
確かに、最初の3ページぐらいまでは、金沢氏が想像するところの「ノンフィクション作品」にしようという努力みたいなものが、出来てはいないなりに感じられなくもないんですが‥‥
5ページを過ぎると、もう文体は丸っきり週刊ゴングの巻頭特集(^_^;) それがいつしか、
『編集長就任のプレッシャーに押し潰されそうだった自分を救ってくれた、妻の一枚の手紙』
みたいな「俺カッコいい話」に摩り替わっていくという(^_^;)
あの伝説の「小川・橋本戦」。
一方的にガチンコを仕掛けてきた小川に、なす術もなくボコボコにやられた橋本。「新日本の選手は本気で闘っても強い」という幻想が事実上崩壊した、いわくつきの一戦。
あの試合の直後、それぞれの控え室にいながら、小川と橋本がケータイを通じて会話を交わしていたという事実!
「小川! お前、これはどういうことなんだ?!」
「‥‥すいません。アタマが飛んでしまって‥‥すいません」
「お前には俺を救う義務があるんだぞ! 俺を助けなきゃいけない! どうする?!」
「分かってます、すいません‥‥」
橋本の“俺を救う義務”という物言いに、“分かってます”と平謝りの小川という示唆に富んだメル友構図は、いやはや証言として実に興味深い。
また、新日本の若手時代に、真剣にパンクラス移籍を模索していた石澤常光が、金沢氏にぶつけた魂の叫び!
「プロレスラーは強くなきゃいけないんじゃないんですか?! 今、ウチのトップと言われてる人たちの中に、鈴木みのるにスパーリングで勝てる人がいると思いますか?!」
‥‥かように、常に最前線で取材を行ってきた金沢氏の持ってる“素材”は、まさに迫真のドキュメント。
しかし、惜しいかな書き手としての能力が稚拙すぎて、せっかくの“素材”が「ノンフィクション作品」足り得るものになっていない。それは前述の井上氏もまた然り。
書き手としてどれだけ「フィクションの味付け」が出来るか、それが「ノンフィクション作品」のキモ。
金沢! なぜそれが分からん?!
ああ、今プロレス業界には、サイゾーやJカスで日本語らしき文字を羅列している連中とか、週刊ファイトの読者投稿欄のメル友常連と大差ない程度の、失笑レベルの“論客”しかいないのだ。
(格闘技業界は、さらに輪を掛けてお寒い状況だが)
地上波撤退、人材不足、人気低迷etc、業界の問題点が数多言われている中。
「プロレスを語れる人材が育っていない」。
これ、けっこう致命的な盲点だったんじゃなかろうか?!
だって、このままじゃ「プロレスは知的レベルの低い人たちの娯楽」っていう、往年の立花隆理論が証明されちゃうじゃん?!
(しかし、ドラクエの普及率って凄まじいですね。一回電車移動するだけで、すれ違い通信に山ほど引っ掛かってきますもの。“国民的ソフト”という意味合いでは、FFもモンハンもまだまだ及ばす、といった感があります)
・井上譲二著 「闘魂の呪縛 王道の絶望」
名物男「I編集長」こと井上義啓氏から週刊ファイト編集長の座を禅譲、たまたま同姓だったことから「井上2号」と呼ばれた同氏。
このヒトの書く文章の大きな特徴は、「論拠に嘘が多い」、「子供じみた論旨展開」、そして「基本的に日本語の使い方がおかしい」こと。
『プロレスチックな小川と高山の抗争も始まったIGFの試合はグンと面白くなったと評判だが』
‥‥いやまぁ、たかが4〜5分の格闘技ごっこに過ぎないIGFの試合に、そんな馬鹿げた感想を抱く御仁も、皆無とは言い切れませんが‥‥そんな“評判”はないっしょ、少なくとも(^_^;)
『総合マットでも圧倒的な強さを発揮した藤田和之、小川直也』
してない、してない(^_^;)
で、「プロレスラーは、そんじょそこらのタレントより(←この表現もどうかと思う)モテる」ことの論拠として、
『その証として夫人の職歴を紹介しよう』
???
はぁ? どういうこと? 嫁さんの職歴と、旦那がモテることに、なんの因果関係があるの? と思って読み進めると、要するにレスラーの奥さんには「元タレント」「スッチー」なんかが多い、と。
つまり、「元タレント、スッチーと結婚できるレスラーは、モテる!」という理屈らしい(笑)
‥‥子供か?!(^_^;)
57歳になる人間が書いた文章とは、とても思えない(-_-;)
さらにさらに、「藤波は(試合以外で)一度も人を殴ったことがない」というエピソードを引き合いに、
『一社会人として通用する証である』
‥‥もう、ここまでくるとまったく理解不能(笑) それは、アンタの生きてきた社会が特殊すぎるんや!
まあ、我々プロレスファンは笑ってスルーできるとしても、とてもオトナの観賞に耐え得る内容ではござんせん。
続いて、もう一冊。
・金沢克彦著 「子殺し」
“GK(ゴング金沢)”の愛称で知られる、週刊ゴング元編集長。
このヒトの特徴を挙げるとすると‥‥自分の書いた文章に対する自己評価が高過ぎること。
本書も異様に長い「まえがき」の中で、恐れ多くも沢木耕太郎氏の「一瞬の夏」を引き合いに出し、
『プロレスに“ノンフィクション”というジャンルは存在しなかった。それが書けるのは自分をおいて他にはいない』
ぐらいの勢いで身の程知らずのカマシをブチ上げ、どうなることかと思いきや‥‥
確かに、最初の3ページぐらいまでは、金沢氏が想像するところの「ノンフィクション作品」にしようという努力みたいなものが、出来てはいないなりに感じられなくもないんですが‥‥
5ページを過ぎると、もう文体は丸っきり週刊ゴングの巻頭特集(^_^;) それがいつしか、
『編集長就任のプレッシャーに押し潰されそうだった自分を救ってくれた、妻の一枚の手紙』
みたいな「俺カッコいい話」に摩り替わっていくという(^_^;)
あの伝説の「小川・橋本戦」。
一方的にガチンコを仕掛けてきた小川に、なす術もなくボコボコにやられた橋本。「新日本の選手は本気で闘っても強い」という幻想が事実上崩壊した、いわくつきの一戦。
あの試合の直後、それぞれの控え室にいながら、小川と橋本がケータイを通じて会話を交わしていたという事実!
「小川! お前、これはどういうことなんだ?!」
「‥‥すいません。アタマが飛んでしまって‥‥すいません」
「お前には俺を救う義務があるんだぞ! 俺を助けなきゃいけない! どうする?!」
「分かってます、すいません‥‥」
橋本の“俺を救う義務”という物言いに、“分かってます”と平謝りの小川という示唆に富んだメル友構図は、いやはや証言として実に興味深い。
また、新日本の若手時代に、真剣にパンクラス移籍を模索していた石澤常光が、金沢氏にぶつけた魂の叫び!
「プロレスラーは強くなきゃいけないんじゃないんですか?! 今、ウチのトップと言われてる人たちの中に、鈴木みのるにスパーリングで勝てる人がいると思いますか?!」
‥‥かように、常に最前線で取材を行ってきた金沢氏の持ってる“素材”は、まさに迫真のドキュメント。
しかし、惜しいかな書き手としての能力が稚拙すぎて、せっかくの“素材”が「ノンフィクション作品」足り得るものになっていない。それは前述の井上氏もまた然り。
書き手としてどれだけ「フィクションの味付け」が出来るか、それが「ノンフィクション作品」のキモ。
金沢! なぜそれが分からん?!
ああ、今プロレス業界には、サイゾーやJカスで日本語らしき文字を羅列している連中とか、週刊ファイトの読者投稿欄のメル友常連と大差ない程度の、失笑レベルの“論客”しかいないのだ。
(格闘技業界は、さらに輪を掛けてお寒い状況だが)
地上波撤退、人材不足、人気低迷etc、業界の問題点が数多言われている中。
「プロレスを語れる人材が育っていない」。
これ、けっこう致命的な盲点だったんじゃなかろうか?!
だって、このままじゃ「プロレスは知的レベルの低い人たちの娯楽」っていう、往年の立花隆理論が証明されちゃうじゃん?!
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